共通言語

サッカー指導

※このブログは2020年5月30日に投稿したものです。

今日は朝から小学生のオンライントレーニングをボールタッチを中心に2コマ。3年生と4年生を担当しています。

ボールタッチの組み合わせを少しずつ複雑にしていくと当たり前ですが何回も参加している子と初参加の子では習得するスピードに差が出てきます。反復は大事ですね。

初参加の子にもわかるように丁寧に説明しながら、何度もやったことがある子が飽きないようにトレーニング全体をオーガナイズしなければうまくいかない環境です。

1セッション30分なので、自分がしゃべるトレーニングの説明時間を極力短くし、デモンストレーションを入れながら、どれだけ言葉数を少なくシンプルに伝えていくかがポイントかなと思っています。

レーニングが終わった後に録画したものを共有しておくのもありかなと思います。

さて、今日はサッカーの共通言語について書こうと思います。

この休止期間で〝岡田メソッド〟という元日本代表監督の岡田武史さんの本を読み進めていました。  ※まだ最後までいけてません。。笑

読んで感想を聞かせてほしいと言っていただいた指導者の方もいたので早く読み切らないとまずい状況です。。

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岡田さんが立ち上げたFC今治は育成年代からトップチームまでを共通のメソッドで指導、チーム作りを行っていて、その中身が細かく書かれています。

一番すごいなと思ったのは、岡田メソッドを使用しているチームの中で共通言語を作ってしまったところです。

言葉を作ったのがすごい!!

たしかにチーム内にこういった共通言語を根付かせ、全員でそれを共有することができれば、迷ったり考えたりする時間が減り、スムーズにチームプレーができるようになると思います。

デカラ、ブラッシング、シャンクといったようにどれもボールを動かすパスを用いたプレーですが、それに名前がついていることで、チームと選手が迷わずにプレーできます。逆に「ボールを動かせ!」とか「パスしろ!」とか「サポートして!」など抽象的な言葉だと、試合中に選手が判断、決断しなければならない幅が広すぎてストレス過多になってしまうことも多いと思いました。

指導者はこういったところもコントロールしていかないといけませんね。

スペインの中でも共通の言語があります。

例えば・・・

・エントレ・リネアス ⇒ 相手ブロックが形成されているラインの間でボールを受けるアクション

・デスマルケ ⇒ スペースの無い中で一瞬の瞬発的な動きによってマークを外し、時間とスペースのアドバンテージを生み出してボールを受けるアクション

・ペルムータ ⇒ 相手に突破されたあと、カバーリングに入った味方選手が出たスペースを埋めるアクション

国内で統一出来ているのはすごいですね。

日本サッカーはどうでしょうか。

日本が進むべき方向性 Japan’s Way

日本は世界のサッカーの発展傾向を見続け、海外の強豪から多くを学びながら、自国のシステムを整え、発展を遂げてきました。世界の強豪国を真似たり、相手の特徴を受けて対応することで戦わざるを得ない時代もありましたが、世界トップ10を目指すため、世界に打って出ていくにはそれだけでは不可能です。
国内の勝った負けたを越えて、日本が世界のトップに追い付き追い越すことを目指していくためには、今後も世界のサッカーの発展傾向を見続け、また学び続けていくとともに、強豪のコピーをするのではなく、日本の良さを生かした日本人らしいサッカーを追求し、確立する必要があります。
日本には日本の特徴があります。体格やパワーで勝るわけではないですが、技術力(足首の柔軟性等)、俊敏性、組織力、勤勉性、粘り強さ等、またフェアであることがFIFAテクニカルレポート等でも認められている日本の特徴です。その特徴を生かした日本人らしいサッカーのイメージを体現したのが、2011年ワールドカップで体格やパワーで勝るアメリカやドイツを相手に戦ったなでしこJAPANのサッカーではないでしょうか。また、日本の特徴がチームだけではなく、選手も認められ、男女ともヨーロッパの強豪クラブで活躍するようになっています。
足りないものは高める努力をしつつも、世界基準よりも勝る日本人のストロングポイントをさらに伸ばしていき、それを活かして日本人らしいスタイルをもって戦っていくJapan’s Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を指す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉です。そしてそのイメージを共有し、そのための準備となる「基本」、育成年代であればこそ身につけられるテクニック(技術+判断)、持久力(運動量)、攻守に関わり続ける個人戦術を取得させることを、育成年代の幹として共有し、取り組んでいきたいと考えています。
そして、この世界基準自体も向上していくことを忘れてはなりません。 世界も努力を続けていて、進歩を止めません。追いつき追い越すことを目指す私達は、それ以上の努力が必要です。

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Japan’s Wayは日本人の良さを生かしたサッカーを目指すというものですが、曖昧な部分が多いなと感じます。

そんな中、岡田さんは1つのクラブを立ち上げ、新しいムーブメントを起こし、そこから日本を変えてやろうとしているのかもしれません。

完全に個人的な見解ですが・・・笑

地域の街クラブからでも出来ることがありますね。

それではまた。

鈴木ゆうた

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