緊急時の対応

サッカー指導

※このブログは2020年4月21日に投稿したものです。

緊急事態宣言から2週間が経ちましたね。人の移動を8割減らすことを目標にと安部総理が言っていましたが各地域なかなか達成できていないようです。ゴールデンウイーク明けから活動を再開できるのか、政府からの発信や教育委員会などからの情報を元に判断していきたいと思います。

さて、今日は緊急時の対応についてです。以下がクラブ内で共有しているものの一部です。

【子どもが怪我をする前に】

 ①オーガナイズ

・適正人数ですか?

・コートのサイズや、隣のコートとの距離はどうですか?

・そのルールでリスクを管理できていますか?

・コート内またはコート付近に危険な物はありませんか?

・使用するトレーニング器具は安全ですか?

・周辺の歩行者、車などは把握できていますか?

・施設環境を把握できていますか?(グランド状態、フェンスの高さなど)

・指導者は子共たち全員が観える位置に立てていますか?観ようとしていますか?

②ウォーミングアップとクーリングダウン

・ウォーミングアップの目的は運動によって体温、特に筋肉の温度を上げ筋肉の収縮とともに神経系の回路の通りを良くすることにある。つまり筋肉を温めながら頭の中と身体の動きを合わせていくことである。

・クーリングダウンの目的は運動で使った筋肉やその他の器官を安静時の状態に戻すことである。また安静時に戻すだけではなく運動による疲労を回復させることも目的の一つとなる。運動後の下肢の血液停滞による貧血を防ぐためジョギングやウォーキングで心臓へ血液を戻すこと。またそのアクティブ・リカバリーにより、無機リン酸、水素、アンモニア、乳酸などの代謝産物を早く除去することも目的に挙げられる。

※上記の目的を踏まえてウォーミングアップとクーリングダウンの習慣化が怪我へのリスクを軽減させるポイントとなる。

【保護者への連絡】

以下のケースは速やかに保護者に連絡する。

・救急車を呼ぶと判断した場合

・怪我または病気によりプレー続行不可能な場合。

・怪我または病気によりで帰宅が困難な場合

※様子を見てプレーできる場合は練習・試合が終了した後、保護者に連絡。

※指導者は病気や怪我の診断はせず、医療機関の受診を勧めること。

【重大事故】

  1. 頭・頸部の外傷
  2. 胸・腹部打撲による内臓出血
  3. 心・循環器の突発事故

重大事故に対しての現場で行う処置

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脊髄損傷の有無における判断のポイントは「下半身が動くのか」「背・腰部、下半身に痺れはないのか」このような症状の場合は動かさずに倒れた状態で救急隊員の到着を待つ。

【脳震盪】

接触による転倒やヘディングなどにより脳が機能障害をきたし、精神活動が阻害された状態。無理にピッチ外まで歩かせないこと。再転倒すれば「セカンドインパクト症候群」と呼ばれる致命的な状態を引き起こすこともあります。念のために頸部への外傷も疑って、歩かせないでピッチ外に運び出す必要があります。

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【急性外傷の応急処置】 

RICE処置

Rest(休息)

運動を中止し患部への血流量を減らす、患部を固定し局所的な安静を図ることを目的とする。

Ice(冷却)

患部の代謝と血流を抑え内出血による腫れを最小限にする。

また二次的低酸素症(損傷していない細胞や血管を内出血により圧迫し酸素や栄養がいかなくなる状態)を防ぐことを目的とする。

 Compression(圧迫)

損傷部からの細胞液や血液の漏出を抑えることを目的とする。

Elevation(挙上)

患部を心臓より高く上げることにより、患部への血流を緩やかに、また患部からの静脈の流れは促進することを目的とする。

以上

スタッフ内で共有し子どもたちが安全に活動できる場作りをしていきます。

鈴木ゆうた

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